年度途中に退職を考えている看護師サン!
退職するタイミングや注意点を知らずに年度途中の退職を希望するのはお局が10人くらいいる詰所に味方を連れて行かずに丸腰で突入するくらい危険なことですよ!!
そこで、本記事では看護師が年度途中に退職する際のベストなタイミングや、注意点について詳しく解説していきます。
結論、看護師が年度途中で退職するなら6月末や12月末のボーナス時期がおすすめです。
しかしそれ以上に避けるべき退職時期を押さえておくのが大切です。
この記事を読めば、年度途中での退職の流れや注意点などが丸わかりですよ。3分程度で読める内容なのでぜひ最後まで読み進めてみてくださいね。
年度途中で辞めるなら何ヶ月前に看護師長に退職の意思を伝えるのかも重要!!看護師が何ヶ月前までに退職の意思を伝えるべきか現役看護師が徹底解説した記事にまとめているので、6月や12月末に辞めるのを検討している人が何ヶ月前までに伝えるべきかチェックしてくださいね。
看護師が年度途中で退職するならボーナス時期がおすすめ!!【ぶっちゃどの時期にやめてもOK!!自分を大切にしよう】
年度途中での退職を考える看護師の方々は、ボーナス時期がおすすめです。
理由は、退職してもボーナスをもらうことができるためです。退職したい気持ちがあっても、ボーナスをもらうために最後まで勤めるという選択肢があると、転職活動をする上で精神的な余裕が生まれます。
例えば、6月~7月に退職を希望する場合、3月末に辞表を提出する必要があります。これによって、ボーナスをもらうことができますし、転職活動もゆとりを持って進めることができます。また、年度途中で退職することが多い看護師の方々は、多くの人が同じタイミングで転職活動をすることが予想されます。ですが、ボーナス時期に退職することで、競争相手が少なくなるため、より有利に転職活動を進めることができます。
しかし、退職を考えている看護師の方々が、ボーナス時期以外の時期に退職しても問題ありません。例えば、自分自身がストレスを感じ、心身ともに疲れ切っている場合や、職場の人間関係が悪くなってしまった場合、早めに退職することで新しい職場で心機一転できるかもしれません。年度途中での退職にはデメリットもありますが、自分を大切にして、転職活動をスタートさせるのもアリです。
看護師が年度途中でやめていいか迷ったときは?対処方法3つを紹介
看護師が年度途中に辞めるか迷ったらまず確認してほしいのはあなたの気持ち!!
しんどいつらいなら辞めよう!!というか逃げて!!看護師は他の施設でも他職種でも活きる資格だからあなたがしんどくなる今の職場だけじゃないから。
具体的な対処方法は次のとおり。
- 自分と向き合い気持ちの整理をする【しんどい・つらいなら迷わず辞めよう】
- 退職したときの再就職への影響を考える【フリーターやバイト看護師なら注意】
- 退職を伝えるタイミングや時期を決める【伝えるタイミングは辞める2~3ヶ月前・辞める時期は3月末・6月末・12月末がおすすめ】
あなたの気持ちが一番大切ということは必ず押さえておいてね。
自分と向き合い気持ちの整理をする【しんどい・つらいなら迷わず辞めよう】
看護師の仕事は身体的、精神的にも大変なものです。職場環境や職務内容によっては、思い通りにいかず、ストレスを感じることもあるかもしれません。そんなときは、自分自身と向き合い、自分の気持ちを整理することが大切です。もし、しんどく、つらく、苦しいと感じるようであれば、迷わず退職することも必要です。無理をしてまで続ける必要はありません。自分自身を大切にすることが先決です。
退職したときの再就職への影響を考える【フリーターやバイト看護師なら注意】
年度途中での退職は、次の転職先への影響も考えなければなりません。特に、フリーターやバイト看護師の場合は、職務経験年数が少ないため、短期間での転職は再就職に悪影響を及ぼすことがあります。また、退職理由や休職期間が長いと、転職先での採用に不利になる可能性もあります。年度途中で退職する場合は、再就職先についても事前に検討することが大切です。
退職を伝えるタイミングや時期を決める【伝えるタイミングは辞める2~3ヶ月前・辞める時期は3月末・6月末・12月末がおすすめ】
退職をする際には、上司である師長に伝えるタイミングや、具体的な辞める時期を考慮する必要があります。上司に伝えるタイミングは、早くても辞める2~3ヶ月前、遅くとも1ヶ月前には伝えておくことが望ましいです。適切なタイミングで伝えることで、上司や同僚と円滑な関係を維持することができます。
また、辞める時期については、3月末や6月末、12月末がおすすめです。3月末は年度末であり、転職先でも新しい職場に慣れる前に入職できるため、スムーズに転職することができます。6月末は、夏のボーナス前に入職できるため、経済的な面でも安心して新しい職場で仕事を始めることができます。12月末は、年末年始を挟んで入職できるため、新しい年に向けて新しい職場でスタートを切ることができます。
ただし、転職先によっては、特定の時期にしか募集を行わない場合があります。その場合には、転職先の募集状況を確認して、自分にとって最適な時期を見極めることが大切です。
看護師が年度途中で退職するのおすすめのタイミング4選【結論:3月末・6月末・12月末がおすすめ!!】
看護師が年度途中に辞めるならおすすめの時期は6月末と12月末しか勝たん!!
看護師が年度途中で退職するときおすすめの時期は次のとおり。
- ①年度途中よりも年度末の3月末
- ②ボーナスを受け取った後の6月末・12月末
- ③看護師の求人が増える時期の9月末・11月末
- ④看護研究などの活動がひと段落した後の12月末
年度途中で中途半端に辞めるならボーナスをきっかりともらって次の転職先でもボーナス加算がほぼフルでもらえる6月末と12月末をおすすめします!!ゼッタイおすすめ!!
①年度途中よりも年度末の3月末
看護師が退職する際のおすすめタイミングの1つ目は、年度末の3月末です。これは、看護師が在籍している病院での勤務が終了し、その後の転職先で新しい年度を迎えることができるからです。また、3月は多くの病院で退職者が発生する時期であり、他の看護師との競合率が低くなることが期待できます。具体的な例としては、退職を決めた場合は、2~3か月前には上司である師長に退職の旨を伝えることが望ましいです。
②ボーナスを受け取った後の6月末・12月末
2つ目のおすすめタイミングは、ボーナスを受け取った後の6月末や12月末です。これは、ボーナスをもらってから退職することができ、次の転職先でスムーズに生活を維持することができるためです。また、この時期は、看護師の求人が多くなる傾向があるため、転職活動において選択肢が広がる可能性があります。
③看護師の求人が増える時期の9月末・11月末
3つ目のおすすめタイミングは、看護師の求人が増える時期である9月末や11月末です。この時期は、新しい年度のスタートが近づき、多くの病院で人事異動が発生するため、求人が増える傾向があります。また、この時期に退職することで、次の転職先でのスタートに遅れることがなくなるため、スムーズな転職が期待できます。
④看護研究などの活動がひと段落した後の12月末
看護師は日々、勉強に励んでいますが、看護研究などの特別な活動を行うこともあります。このような活動は、時間的にも精神的にも負荷がかかるものです。そこで、看護研究などの活動が終了した後の12月末も、退職するのに適したタイミングとして挙げられます。
看護研究などの活動が終わった後は、少し気持ちに余裕が生まれることがあります。その余裕を利用して、自分自身のキャリアアップや今後の人生設計について考えることができます。また、12月は年末であるため、心理的な節目として退職を決断することができるかもしれません。
例えば、看護研究のプレゼンテーションや学会発表が終了し、ひと段落したと感じた看護師さんが退職を考えたとします。この場合、12月末に退職を決断することで、年始から新しい環境で新たなスタートを切ることができます。また、求人情報も多くなる時期であるため、次の職場探しもスムーズに進むでしょう。
しかし、12月は年末年始で病院が忙しくなることが予想されます。そのため、残業が増えたり、やり残しの仕事が多くなったりすることもあります。退職のタイミングを決める際には、自分自身のスケジュールと病院のスケジュールを照らし合わせて考えることも大切です。
看護師が退職を避けるべき時期やタイミング5選【7月・2月は避けたほうが良さそう】
看護師が年度途中に辞めるのがおすすめな時期を解説してきましたが、実は避けるべき時期の方が重要です。
避けるべき時期で退職すると辞めるまでの間に嫌味や嫌がらせ、いじめを受けるリスクもあります。
看護師が退職を避けるべき時期やタイミングは次のとおり。
- ①年末年始の12月や1月・夏季休暇の時期7月・8月
- ②産休に入る看護師がいる時
- ③委員会や看護研究、プリセプターの活動をしている時(10月~2月)
- ④人手不足の時期
- ⑤長期休暇の時期【GWやシルバーウィーク】
なぜこの時期やタイミングを避けるべきなのかの詳細を解説していきます。看護師って怖い・・・。
①年末年始の12月や1月・夏季休暇の時期7月・8月
看護師が退職を避けるべきタイミングとして、年末年始の12月や1月、夏季休暇の時期7月・8月が挙げられます。年末年始や夏季休暇は、多くの患者さんが来院することが予想され、看護師にとって忙しい期間です。また、他の看護師が休暇中で人手不足になる可能性が高く、看護師の負担が増すことが考えられます。退職するときには、周囲の状況も考慮する必要があります。例えば、忙しい時期に辞めることは、チームに負担をかけることになります。逆に、時間に余裕がある時期に辞めることは、チームに迷惑をかけずにスムーズに退職することができます。自分自身のスケジュールだけでなく、周囲の状況も考慮して、退職のタイミングを決めましょう!
②産休に入る看護師がいる時
退職を避けるべきタイミングとして、産休に入る看護師がいる時が挙げられます。産休中の看護師がいる場合、その業務を他の看護師が補わなければなりません。退職してしまうと、業務が更に負担増加することになり、他の看護師に迷惑をかけることになるでしょう。退職する前に、産休中の看護師について確認し、退職のタイミングを決めましょう。
③委員会や看護研究、プリセプターの活動をしている時(10月~2月)
看護師は、職場の委員会や看護研究、プリセプターの活動などに参加することがあります。これらの活動に関わると、業務において特別な責任を負うことになり、自分のスケジュールを調整する必要があります。このため、これらの活動に参加している場合は、退職を慎重に検討する必要があります。また、これらの活動に参加する期間は10月から2月にかけてが多いため、退職する際には自分が担当している業務やプロジェクトの進捗状況を考慮して、周囲への負荷を減らすよう配慮することが大切です。
④人手不足の時期
看護師が働く医療機関において、人手不足が生じる時期があります。このような時期に退職すると、残されたスタッフに負荷がかかることになります。例えば、冬にインフルエンザが流行した時期や、夏場になると熱中症の患者が増えるため、看護師不足に陥ることがあります。また、人手不足の期間は、給与水準が上昇する可能性があるため、退職前に一度は検討してみることをおすすめします。
⑤長期休暇の時期【GWやシルバーウィーク】
最後に、避けたほうが良い退職時期として、長期休暇の時期が挙げられます。特にGWやシルバーウィークといった、国民的な連休期間は、多くの看護師が有給休暇を取得するため、人手不足に陥る医療機関も少なくありません。そのため、退職する際には、他の時期を選んだ方が良いでしょう。
ただし、適切な時期を選ぶことが重要であるとともに、退職には様々な理由があります。自分に合った時期を選び、スムーズに転職先に移るためには、退職に関する情報を収集し、よく考えることが大切です。
看護師が年度途中で退職を伝える例文は?
看護師が年度途中で辞める時の看護師長(直属の上司)に伝える時の例文は次のとおりです。
なお、途中の退職理由の部分は「看護師がゼッタイ押さえておくべき退職理由ランキングと退職理由の伝え方と例文」に書いているので必ず確認してください。また例文もそのまま使えるテンプレートばかりです。
まずお忙しい中、お時間をいただきありがとうございます。
年度途中の中途半端な時期ですが、●月を目処に辞めたいと考えています。
退職をする理由としては、●●のためです。
●月を目処に辞めるので、●月の中旬や(●-1)月から少しずつでいいので有休を使っていきたいと考えています。そのためシフトの調整もお願いしたいと考えています。
最終出勤日については●月●日を予定していますが、このあたりは師長さんと相談しながら調整していきたいと思います。
大変な時期に辞めることになりますが、よろしくお願いします。
●月などの時期についてはあなたの状況や辞める時期に合わせて調整してください。
また退職理由については前述したとおり、「看護師がゼッタイ押さえておくべき退職理由ランキングと退職理由の伝え方と例文」に書いているので必ず確認してください。
看護師は退職を何月前に伝えるべき?【シフト調整や有給消化を考慮すると2ヶ月~3ヶ月前がベター】
看護師が退職意思を何ヶ月前までに伝えるべきかの答えは、シフト調整や有給消化を考慮すると2ヶ月~3ヶ月前がベターと言えます。
細かい内訳や理由は次のとおり。
- 就労規則で定められている期間:1ヶ月~3ヶ月
- 病院内・病棟内承諾を得られる期間:1週間~2週間
- 業務引き継ぎ期間:1週間~2週間
- 有給休暇の消化期間:+α
何ヶ月前に伝えるべきかの詳細の内容を知りたいあなたは『看護師は何ヶ月前までに看護師長に退職意思を伝えるべきかは実は●ヶ月前までだった!?』で解説しているので是非参考にしてください。
看護師が退職する流れは?
看護師が知っておくべきスムーズな退職の流れは次のとおり13ステップあります。
- 就労規則の「退職」の項目を確認する
- 退職時期(何月に退職するか)を決める
- 退職理由を考える
- 看護師長(直属の上司)に退職意思を伝える
- 正式な退職日を決める
- 退職届を提出する
- 有給休暇の消化と最終出勤日を決める
- 業務や委員会を引き継ぐ(引継ぎ書の作成)
- 挨拶周りをする
- ロッカーや自分のスペースを片付ける
- 病院の備品を返却する
- 退職関係の書類を受け取る
- 退職を迎える
年度途中でも看護師の退職の流れは変わりません。
しかし、退職の流れをキチンと守らないと退職までの期間に「あの子周りの事考えずに年度途中で辞めるとかありえなくない?」と陰口を言われるかも!!
そうならないためにも看護師が知らないと村八分に合う退職の流れや手順の記事を必ず確認しておきましょう。もしここまで解説して苦情が来たら消す可能性もある記事なので早めに読んで下さいね。
まとめ
看護師の年度途中での退職について、ベストな時期や避けるべき時期、注意点についてご紹介しました。年度途中で退職する場合、引き継ぎの準備や上司への相談など、様々な注意点がありますが、それらを踏まえた上でベストなタイミングで退職することが大切です。
退職のタイミングとしては、3月末・6月末・12月末がおすすめです。ボーナスを受け取った後の6月末・12月末は、次の転職先へのスムーズな移行にもつながります。また、9月末・11月末は看護師の求人が増える時期なので、次の職場を早めに探すのにも適しています。
一方で、7月や2月は避けたほうが良いとされています。7月は夏季休暇で人手不足になりがちであり、2月は委員会や看護研究、プリセプターの活動が活発になる時期であり、産休に入る看護師も多いため、引き継ぎがうまくいかない場合があります。
退職する際には、市県民税(住民税)の納付についても注意が必要です。再就職先で引き続き特別徴収の方法により納める、退職する事業所で最後に支給される給与から一括して納める、市から送付される納付書または口座振替で納める(普通徴収)の方法がありますが、1月1日以降に退職した場合は原則として最後に支給された給与から一括して納める必要があります。
退職の決断は、自分自身で行うことが大切です。しかし、退職の相談や退職代行サービスなどもあるため、自分で言い出せない場合は、専門家に相談することもできます。また、次の職場を探す場合には看護師転職サイトの活用もおすすめです。ベストなタイミングで退職し、新しい職場でのスタートに備えましょう。
年度途中に退職する看護師の注意点は?
引継ぎ準備は事前にしておく
看護師が年度途中で退職する場合、引き継ぎ準備をしっかりと行うことが大切です。引き継ぎがスムーズに行われれば、患者さんの治療や看護師業務が途切れることを避けることができます。具体的には、担当していた患者さんの状態や治療計画、報告書類の作成方法などを、担当者や後任者にきちんと伝えることが必要です。
看護師長(直属の上司)に初め相談する
看護師が退職する際は、直属の上司である看護師長に最初に相談することが重要です。看護師長には、職場での人間関係や看護師業務の流れについて深い知識があり、退職に伴う手続きや引き継ぎについても適切なアドバイスをくれます。また、退職の意思が決まった後は、看護師長に対して退職届けを提出することも忘れずに行いましょう。
中途退職で年末調整を受けていないときの対処方法を調べておく
看護師が年度途中で退職する場合、年末調整を受けることができず、税金の払い戻しが受け取れないことがあります。このような場合は、退職前に年末調整を受けるか、後日確定申告を行うことになります。具体的には、給与の源泉徴収票や、退職に関する書類を持参して、税務署に相談することが必要です。
年度の途中で退職したとき、市県民税(住民税)の納付はどうなるのですか?
年度途中で退職する看護師が気になるのが、市県民税(住民税)の納付方法です。具体的な方法は、次の3つがあります。
まず、再就職先で引き続き特別徴収の方法により納めることができます。これは、以前勤めていた事業所からの給与から引かれる特別徴収で、再就職先でも同じように徴収される方法です。
また、退職する事業所で最後に支払われる給与から一括して納める方法もあります。この場合、年度途中で退職した場合でも、最後の給与から納付することになります。
さらに、市から送付される納付書または口座振替で納める方法もあります。この場合は普通徴収と呼ばれ、市から送られた納付書に従って支払うか、口座振替によって支払うことができます。
ただし、1月1日以降に退職した場合は、原則として最後に支払われる給与から一括して納める必要があります。年末調整を受けていない場合は、退職する前に年末調整を受けることをおすすめします。