MENU

看護師が3分で完璧になる退職届の書き方講座!退職願・辞表の違いも解説

看護師が3分で完璧になる退職届の書き方講座!退職願・辞表の違いも解説
  • URLをコピーしました!

看護師の退職届に関する疑問を抱えていませんか?

退職届の提出時期や日付の書き方、記入漏れや記入ミスの対処法、退職届の受理拒否について、どうすればスムーズに解決できるのか、といった疑問に答えます。

また、退職届を提出しない場合のリスクや、退職届の渡し方など、退職届に関する注意点も解説しています。この記事を読めば、看護師の方もスムーズに退職手続きを進めることができるでしょう。

目次

退職届・退職願・辞表とは?違いを解説【看護師が提出するのは退職届】

退職届、退職願、辞表とは、退職を申し出るために提出する書類ですが、それぞれ異なる意味合いがあります。

看護師が退職する場合、提出するのは退職届です。

退職届は、労働契約の解除を届け出るための書類です。退職希望者が直接提出するのが一般的で、提出後、上司が受理した時点で退職が確定します。退職届は、会社都合退職、自己都合退職いずれの場合も提出が必要です。

退職願は、会社に退職を申し入れるための書類で、自己都合退職の場合に使用します。提出後、人事責任者の承認が下りると退職が確定します。退職願は、上司に提出したあと、人事責任者に渡されます。会社都合退職の場合は提出する必要はありません。

辞表は、務めている役職を辞めることを届け出るための書類です。辞表は、社長または執行役員に提出した時点で役職の契約の解除をしたことになります。退職届と異なり、退職するわけではないので、看護師が退職する場合には提出する必要はありません。

【退職届・退職願・辞表の違いを表にまとめて簡単に解説】

 提出するタイミング契約解除のタイミング提出する必要がある場合
退職届退職を申し出る際上司が受理した時点会社都合退職、自己都合退職いずれの場合も提出が必要
退職願退職を願い出る際人事責任者の承認が下りた時点自己都合退職の場合に使用
辞表役職を辞める際社長または執行役員が承認した時点看護師が退職する場合には提出する必要はない

看護師は退職届と退職願どう使い分ける?【退職願は退職意思を伝える時に合わせて渡して、退職届は意思を伝えて承諾後に提出する】

看護師が退職する際には、退職届と退職願を使い分けることがあります。それぞれの使い分けについて解説します。

退職届は、退職の意思を伝え、承諾された後に提出する書類です。つまり、退職願が承認された後に、正式に退職届を提出することになります。看護師が退職する場合でも、退職届を提出することが必要となります。退職届は、所属する部署の上司や人事部など、退職手続きを担当する人に提出することが一般的です。

一方、退職願は、退職の意思を伝える書類です。退職の意思を決定した段階で、直属の上司に退職願を提出します。退職願は、承認されると直ちに退職となるわけではなく、退職届が提出されるまでの期間を設けることができます。例えば、退職願が提出された日から1か月後に退職届を提出する、といった具合です。

退職届と退職願の使い分けは、退職の意思決定と退職の手続きを分けて行うためです。退職願は退職の意思を伝えるため、早めに提出することが望ましいです。一方、退職届は、退職の意思が承認された後に提出する書類です。退職の意思決定と退職の手続きを分けて行うことで、円滑な退職手続きを行うことができます。

看護師の退職願・退職届の書き方

看護師の退職願・退職届の書き方について、注意点や具体的な書き方をまとめました。

便箋は白無地A4サイズ・封筒は白の長形4号

退職願や退職届は、白無地のA4サイズの便箋に書きます。封筒は白色の長形4号を使用しましょう。見た目も大切なので、きちんとした書類を使用するようにしましょう。

退職願・退職届は黒ボールペンで手書きがベスト【パソコンで書いてもOK。職場の書式があるところも】

退職願や退職届は黒ボールペンで手書きすることが望ましいです。しかし、パソコンで作成しても構いません。職場によっては、退職願・退職届の書式が用意されていることもあります。その場合は、その書式に従って書くようにしましょう。

退職理由は「一身上の都合」でOK(看護師長に伝えるものとは別と考えてOK)

退職理由は「一身上の都合」でOKです。看護師長に伝える退職理由とは別に、退職願・退職届には書く必要はありません。ただし、もし書く場合は、具体的な理由を簡潔に記述するようにしましょう。

1行目「退職願または退職届」と記載する

退職願または退職届を提出する場合は、まず1行目に「退職願または退職届」と記載します。退職届の提出は、退職意思を会社に伝えると同時に、労働契約を解除する手続きとなります。退職願または退職届の形式は会社によって異なりますが、記載する内容については一定の基準があります。

2行目「私事(わたくしごと)」と記載する

2行目には「私事(わたくしごと)」と記載します。退職は、個人的な都合によるものであり、会社に対する個人的な責任を問われることはありません。そのため、「私事」という表現が一般的です。

3行目「一身上の都合により~」と記載する

3行目には、退職理由を記載します。「一身上の都合により」という表現を使い、退職の原因を簡潔に説明します。看護師の場合、例えば「家庭の事情により」といった表現が一般的です。

提出する日付と部署名・押印をする

提出する日付と部署名、そして本人の署名を記入します。また、会社の印章を押印することが一般的です。印章を押印できる人が誰なのかを確認しておくことが重要です。

病院の正式名称と院長名(最高責任者の名前)を記載する

最後に、退職願または退職届を提出する病院の正式名称と院長名を記載します。これにより、正式な手続きとして認められることになります。正確な病院名や院長名を記載することが重要であることは言うまでもありません。
以上が看護師が退職願または退職届を作成する際に必要な情報です。退職については、あらかじめ労働契約書や就業規則を確認しておくことが大切です。

看護師の退職届の6つの疑問

誰に渡す?・渡し方は?【直属の上司である看護師長へ渡す】

看護師の退職届は、直属の上司である看護師長に手渡しで提出するのが一般的です。退職届を手渡すことで、看護師長が退職理由や退職の経緯を聞くことができ、円満退職のためのアドバイスや支援を受けることができます。

いつ・どのタイミングで提出する?【退職願は退職意思を伝えるとき、退職届は退職交渉が終わった後】

退職願は、退職意思を伝えるために提出します。一方、退職届は、退職交渉が終了した後に提出することが一般的です。交渉が終了して、退職が決定した後に提出することで、円満な退職につながることが期待できます。ただし、看護師は基本的に退職意思を伝えて退職届だけを提出することが多いです。

退職願は退職意思を伝えるとき

退職願は、退職意思を上司に伝えるために提出するものです。退職意思がまだ決定していない場合は、退職届を提出せずに退職願だけを提出することもあります。

退職届は退職交渉が終わった後

退職届は、退職交渉が終了し、退職が決定した後に提出することが一般的です。退職交渉の結果、退職が決まった後に提出することで、円満な退職につながることが期待できます。

看護師は基本的に退職意思を伝えて退職届だけ提出すればOK

看護師は、基本的に退職意思を伝えて退職届だけを提出することが多いです。退職交渉や退職願の提出などは、看護師長との間で調整が行われることが一般的です。

退職理由は何にすべき?【退職届に記入するのは「一身上の都合」でOK】

看護師が退職届に記入する退職理由は「一身上の都合」でOKです。退職届に退職理由を詳細に書く必要はありません。退職届は、あくまで自己都合により退職する旨を報告するためのものであり、退職理由については記載しなくても構いません。

ただし、看護師長や上司との面談の中で退職理由を伝える場合には、理由を詳しく説明した方が良い場合もあります。例えば、家庭の事情や健康上の理由など、病院側にとっても理解できる理由がある場合には、伝えることで円満な退職につながるかもしれません。

退職理由について詳細を伝えるかどうかは、状況によって変わるため、注意が必要です。自分のプライバシーに関わる内容は、必要以上に詳しく話す必要はありません。一身上の都合により退職するということを明確に伝えることが大切です。

看護師は基本的に退職意思を伝えて退職届だけ提出すればOK

看護師は、基本的に退職意思を伝えて退職届だけを提出すればよいです。しかし、退職理由については一身上の都合に限定されることが多いため、注意が必要です。具体的には、転職や家庭の事情など、自己都合の退職理由を記載するのではなく、退職届には「一身上の都合により退職する」と記載しましょう。

宛名は誰にすればいい?【病院の正式名称+院長名を宛名にする】

退職届を提出するときには、病院の正式名称と院長名を宛名にするのが一般的です。病院名だけではなく、院長名を明記することで、退職届が確実に届くようになります。また、宛名を書く際は、丁寧な字で書くように心掛けましょう。

手渡し?郵送?どう提出する?【基本的に看護師長へ手渡し!郵送は受取拒否時にやむを得ず使うもの】

退職届を提出する方法は、基本的には手渡しが望ましいです。具体的には、直属の上司である看護師長に手渡すことが一般的です。ただし、場合によっては、看護師長が退職届を受け取ってくれないこともあります。その場合には、郵送によって提出することもできますが、必ず受け取りの確認を取りましょう。また、受取拒否された場合には、後日改めて提出する必要があるかもしれません。

看護師が退職届を提出する際、手書きがベストです。しかし、看護師は退職や転職が多いため、手書きでの提出が難しい場合もあります。その場合は、病院にテンプレート書式が用意されていることもありますし、自分でWordやExcelなどで雛形を作成して提出することもできます。ただし、提出する書式については、病院の就業規則に従っていることを確認してください。また、提出前には、書式や記載内容について看護師長に確認してもらうことをおすすめします。

看護師の退職届に関するよくある質問と答え

日付は元号と西暦、数字と漢数字どっち?【元号、西暦、数字、漢数字なんでもOK。縦書きの場合は漢数字を使う】

退職届の日付には、元号と西暦のどちらか、数字と漢数字のどちらかを使うことができます。縦書きの場合は、漢数字が使われることが多いです。退職届の日付は、提出日ではなく退職予定日を記載することが一般的です。

一度出した退職届・退職願は撤回することはできますか?ついでに辞表も撤回できますか?【答え:退職届を提出後は撤回できない(退職願は撤回できるケースもある)】

退職届を提出した後は、原則として撤回することができません。一方、退職願については、会社が受理する前であれば、撤回することができるケースもあります。辞表については、退職届や退職願とは異なり、会社へ提出するものではないため、撤回する必要はありません。

記入ミスや記入漏れが合った場合はどうなるの?【答え:特に問題にはならないが正確に書くのが当たり前】

退職届に記入ミスや記入漏れがあった場合は、特に問題にはなりませんが、正確に書くことが当然です。もし、誤りがあった場合は、訂正印を押すか、正しい情報を追記することが必要です。

看護師長が退職意思を受けいれてくれず、退職交渉が進みません。

看護師長が退職届を受け取らない場合は、まずは上司に相談することをおすすめします。上司は、労働法に基づいて対応する必要があります。また、内容証明郵便を送ることで、正式な通知となり、会社側もその重要性を認識します。さらに、労働基準監督署に相談することもできます。退職交渉がまとまらない場合には、退職代行を利用することも考えられます。退職代行に依頼することで、専門的なサポートを受け、スムーズに退職手続きを行うことができます。

退職願や退職届けを郵送するのはあり?【基本的にはNG。受取拒否なら内容証明郵便で送るのも一つの手】

基本的には退職願や退職届けを郵送することは避けましょう。会社に届かない可能性があります。しかし、退職届けを手渡しできない場合には、内容証明郵便を利用することもできます。内容証明郵便を送ることで、正式な通知となり、会社側もその重要性を認識します。ただし、受取拒否される可能性があるため、相手が受け取ることを確認してから送ることをおすすめします。

退職届を出さないとどうなる?【答え:退職意思を伝えて承諾されていれば退職できる。が退職届を出しておくのが無難】

退職届を出さなくても、口頭で退職意思を伝えて承諾されていれば、退職が成立します。しかし、退職届を出すことで、会社側とのトラブルを避けることができます。また、退職届を提出することで、退職日や退職理由などの確認もでき、スムーズに退職手続きを進めることができます。

看護師長が退職意思を受けいれてくれず、退職交渉が進みません。

看護師長が退職届を受け取らない場合は、まずは上司に相談することをおすすめします。上司は、労働法に基づいて対応する必要があります。また、内容証明郵便を送ることで、正式な通知となり、会社側もその重要性を認識します。さらに、労働基準監督署に相談することもできます。退職交渉がまとまらない場合には、退職代行を利用することも考えられます。退職代行に依頼することで、専門的なサポートを受け、スムーズに退職手続きを行うことができます。

退職願や退職届けを郵送するのはあり?【基本的にはNG。受取拒否なら内容証明郵便で送るのも一つの手】

基本的には退職願や退職届けを郵送することは避けましょう。会社に届かない可能性があります。しかし、退職届けを手渡しできない場合には、内容証明郵便を利用することもできます。内容証明郵便を送ることで、正式な通知となり、会社側もその重要性を認識します。ただし、受取拒否される可能性があるため、相手が受け取ることを確認してから送ることをおすすめします。

退職届を出さないとどうなる?【答え:退職意思を伝えて承諾されていれば退職できる。が退職届を出しておくのが無難】

退職届を出さなくても、口頭で退職意思を伝えて承諾されていれば、退職が成立します。しかし、退職届を出すことで、会社側とのトラブルを避けることができます。また、退職届を提出することで、退職日や退職理由などの確認もでき、スムーズに退職手続きを進めることができます。

退職届って受け取り拒否できるものなの?【答え:原則として労働者には退職の自由が認められており、会社側の都合で退職届の受理を拒むことはできません。】

退職届は労働者が自主的に退職を希望し、会社側に伝えるための書類です。原則として、労働者には退職の自由が認められており、会社側の都合で退職届の受理を拒否することはできません。しかし、会社側が退職届を受理しない場合には、法的手段を用いることができます。例えば、労働基準監督署に相談することや、退職代行サービスを利用することが考えられます。ただし、会社側と円満に退職交渉を行い、双方が納得する形で退職することが望ましいでしょう。退職届を提出する際には、可能な限り早めに提出することが望ましいです。また、退職届を提出する際には、上司との面談などで丁寧に伝えることで、円滑な退職手続きを進めることができます。

まとめ

看護師の退職に関する疑問点を6つまとめ、それぞれの見出しについて回答を行いました。

退職届を提出する際の日付は、元号や西暦、数字や漢数字など何でも構わないということです。退職届の提出後は、撤回ができないことや、記入ミスや記入漏れがあっても問題ないが、正確に書くことが重要であることなど、退職届の書き方について詳しく説明しました。

また、退職交渉が進まない場合には、上司の上司や労働基準監督署に相談する方法や、内容証明郵便での送付や退職代行を利用する方法があります。退職届を送付する際には、基本的には手渡しが望ましいです。その際には、丁寧な挨拶とともに2人きりの状況で渡すようにしましょう。

最後に、退職届は受け取り拒否できないことを伝えました。労働者には退職の自由が認められており、会社側が退職届の受理を拒否することはできません。

【重要ポイント】

  • 退職届提出後の撤回はできない
  • 正確に書くことが重要
  • 退職交渉が進まない場合は、上司の上司や労働基準監督署に相談
  • 退職届は手渡しが望ましい
  • 会社側が退職届の受理を拒否することはできない
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次